WEBの技術革新は目を見張るほど早い速度で進化し、実際、2年前に作ったサイトは、既に旧時代のサイト構造になっていたりもします。しかし、どれ程WEBの時代が変化してもWEBの理想はただひとつ、「人に便利な道具でありますように。」
サイトの改善は検索対策のためだけではありません。「今」の世界基準に則った正しい文法で構築し、訪問する人の夢を叶えるサイトであり続けること。定期的なサイト診断やメンテナンスは、サイトが長く愛されるために大切な確認作業です。
・HTML/CSS文法チェック |
正しい文法で検索エンジンにサイトの情報を正しく伝えるために |
・キーワード出現頻度チェック |
検索キーワードとサイトのキーワード出現頻度がマッチしているか |
・キーワード最適化 |
サイトに訪れる人の目的とサイトの目的が一致しているか |
・ターゲットシナリオ |
サイトに訪れる人の状況とサイト訪問の目的をシュミレーションしているか |
・内部リンクチェック |
内部リンクにエラーはないか、リンク元とリンク先の情報は一致しているか |
・被リンクチェック |
被リンクにスパムサイトは存在していないか |
正しい内部リンク
WEBサイトには必ず他のページや他のサイトに繋がるリンクがあります。リンク先にはどんな情報が記載されているのか説明をしておく必要があります。その説明が、次に表示されるページの内容と一致又は類似しているかどうか検索エンジンはここにもチェックを入れています。
例えば「トップページはこちら」の「こちら」にリンクを貼ってしまうと、検索エンジンは「こちら」だけをリンク先の内容だと捉えてしまい「よくわからない」ことになってしまいます。「トップページはこちら」の全てにリンクを貼れば検索エンジンは「次のページはサイトのトップページが表示されるのだ」と判断します。もっと分かりやすくするために「ホームページ制作のトップページはこちら」など検索エンジンに伝えたい言葉をリンクにすると良いでしょう。検索エンジンに分かりやすいリンクの書き方をしているか、これも正しいサイトのために大切な確認事項です。
正しい構造
WEBサイトは一般的にHTMLやXHTMLと呼ばれるコンピューター言語で表現されます。HTML/XHTMLは、建築でいうところの基礎、つまり柱や部屋割りをどのようにするか、それぞれの部屋の役割や意味などをコンピューターと検索エンジンに伝えています。この基礎になる部分の文法は100点であることが基本です。いくら人の目に綺麗に見えていてもコンピューターと検索エンジンには関係ありません。
WEBの文法は思いのほか早い速度で常に世界基準を目指して進化しています。今買った市販のホームページソフトが2年後には古い文法を作り出す旧時代のソフトになってしまいます。しかしどれだけWEBの時代が変化してもWEBの理想はただひとつ、「人に便利な道具でありますように」
文法のチェックは単に点数を競うためではありません。また、検索対策のためだけでもありません。世界基準に則った正しい文法で構築すること、それはWEBの理想へみんなで辿り着くために必要であり、あなたのサイトが時代に沿っているかを測るために
大切な確認作業なのです。
外部リンク(被リンク)の確認
「迷惑メール(スパムメール)」という言葉はみなさん良く知っていると思います。けれども「迷惑サイト(スパムサイト)」という言葉をご存知でしょうか。迷惑サイトとは、検索エンジンのルールをかいくぐって無理やり検索上位表示を行っているサイトです。検索エンジンの歴史はそれほど長くありませんが技術革新の速度はとても速くいかに「人に便利な道具であるか」を追求し、今ではとても精巧なものになっています。
その理念に則らず、強引に検索上位を仕組んだり人為的に急激に外部リンクを増やしたりすると迷惑サイトと判断され、検索表示されなくなってしまいます。もし、あなたのサイトがそのような迷惑サイトからリンクを張られていたとしたらあなたのサイトも迷惑サイトの一部だと判断されてしまうこともあります。どのようなサイトからリンクを貼られているかこれも一度確認する必要があるでしょう。
正しいキーワード設定
知りたい人と知らせたいコト、両方の目的が一致していなければどれだけ素敵なWEBサイトでも意味がありません。また、知らせたいコトをはっきり明確に検索エンジンに伝えなければせっかく目的が一致しても検索で表示されなければ大きなハンデとなります。
人にも検索エンジンにもあなたのサイトの存在を認めてもらうために知りたい人の状況を想像し知らせたいコトの情報が整理できているかどうか。検索エンジンの目と見る人の立場を想像しながらキーワードの出現頻度と出現場所について調査します。