1993年にCERNがWEBを世界へ解放し、わずか20年足らず・・・。その歴史は浅く、企業がWEBサイトを導入したのも、つい最近のことです。当時はWEBサイトを持つことがステータスであり、企業のスタイル・情報を一方的に発信することががWEBサイトの役割でした。情報の見せ方で話題を呼ぶ、といったWEB1.0の時代です。
そしてWEB2.0の時代である2000年代頃からユーザーの意識に変革が起こり、日本でも一般家庭でのインターネット利用に広まりを見せ始め、企業WEBサイトの役割は、ユーザーが、インターネット上に存在する情報をただ見る状態から、目的に応じて使いこなし、相手を認識し、お互いに情報を交換することができる「双方向性」の時代に変化しました。
非常に歴史の浅いこともあり、インターネットの普及が進んだ現在においてもWEB・ITなどに関しての誤解がまだ多く、一般的に認識を得ていないようです。
ネットに関するビジネスやサービスに対しての誤解。またネットの能力やその役割についての誤解は多くの場面でみられます。カタカナや略語が数多く存在するIT用語についてもわかりづらく、ここにも多くの誤解が存在しています。
弊社にてオファーをいただく多くのお客様にみられるのが、“WEBサイトを開設しているものの、まったく運用していない。”といったケースです。運用できていないというよりは運用できるWEBサイトではないのです。一時のITバブルと呼ばれた時期に、悪質な業者による「ホームページを持てば儲かる」的な先入観が生まれ、また、言葉巧みに高額なソフトを売りつけ、その付加として“無料でホームページを作成します。”といった詐欺まがいのセールスが蔓延し、その結果、戦略的なロジックを持たない安価なコンシューマー向けホームページ作成ソフトのテンプレートで簡単に作成された粗悪なWEBサイトが、知識を持たないビジネスユーザー達に提供されてきたことも事実です。
現在においてWEB・ITは社会基盤となり、企業・事業活動にとっては必要不可欠なものとなっているといっても過言ではありません。WEB3.0の時代に突入しようとしているこの時代、企業・事業の成長にWEB・ITの導入は必須です。正しい知識を習得していただいた上で、その重要性や必要性、効果などについての認識・理解を深め、自社のビジネスにとって最適な戦略を検討・導入していただくことができるよう、弊社では啓蒙として、随時・定期的なセミナー(勉強会)活動を行っております。
スタッフ教育のための社内セミナー・自社の取引先などに向けた企業セミナーなど、ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。